合格証書を授与した際に感想をもらいましたので紹介します

若いころ、K1やPRIDEの全盛期で、格闘技や日本の武道への憧れはありましたが、習う機会がなかった私は、一大決心をして少林寺拳法に入門いたしました。その際、妻の理解を得るために、小学1年生の娘と小学3年生の息子を巻き込み、一緒に道場に通っています。これまでは、仕事一筋で、子供たちと一緒に過ごす時間を十分に取ることが出来ませんでしたが、道場に通うようになってからは楽しく一緒に過ごせています。
道院長の先生は、武道歴が長く、また子供たちにも優しい指導者でもあります。先生の指導のもとで、私たちは日々体と心を鍛えています。特に、これまではなかなか集中力が続かなかった子供たちも、少林寺拳法の修行を通じて集中して物事に取り組む事ができ始めてきている気がします。
これまで、子育てを妻に任せっきりで、親として子供の成長を直接見る機会があまりありませんでしたが、子供たちが技を少しずつ覚え、逞しく成長していく姿を見ることが出来る事は非常に喜ばしいことです。
私自身も、少林寺拳法の独特の体の動かし方に魅了され、毎日技の事を考えている中毒状態になってしまっています。40歳を超えてから始めましたが、何歳からでも上達するし、強くもなれると感じています。加齢とともに少しずつ衰えを感じていた私にとって、これは大きな発見でもありました。
この道場での経験は、私たち一家にとって貴重なものであり、これからも楽しみながら続けていきたいと思っています。